お題「蝉時雨」

駅弁売店の 奥から聞こえる 蝉の声 朝の構内 静寂を裂いて

短歌
名無しの詠み人

2026年8月12日

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— 詠み手より —

地方駅の朝。新幹線の乗車時間まで、売店で時間を潰していると、外の街路樹から蝉時雨が押し寄せてくる。構内アナウンスも人声も消えて、その瞬間だけ蝉の声が支配する。土地の夏がむき出しになった一瞬。

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