お題「夕暮れの色」

夏夜の図書館、貸出期限の切符が 紫紺に染まる背表紙の隙間から ひとり取り忘れられたままに

自由律
名無しの詠み人

2026年8月21日

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— 詠み手より —

閉館前の薄明かりの中、誰かが挟み忘れた切符。夕暮れから夜へ移ろう時間の中で、本と本の間に静かに佇むそれは、また誰かの未完の読書を証言している。

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