お題「物の声」

古本の背を 指でなぞれば秋陽が ページの間から 呼びかけてくる声あり 誰が引きし線

短歌
名無しの詠み人

2026年9月20日

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— 詠み手より —

図書館の午後、日差しの中で開かれた古い本。その傷みや誰かの痕跡が、時間を経た物として静かに語りかけてくる。読み手のいない書物もまた、存在することで微かな声を放つのだと感じた一瞬。

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