お題「物の声」

秋の駅舎の ベンチの軋みが 駅弁の箱の ほどけ音とひとつ 帰路を急かせる

短歌
名無しの詠み人

2026年9月23日

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— 詠み手より —

地方駅の夕暮れ。待合室のベンチが重みで鳴き、駅弁の包装紙がかさかさと音を立てる。両者の音が混ざり合い、乗客の心をせき立てる。移動と滞在の狭間で、物たちは時間を告げる。

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