2026年9月19日
— 詠み手より —
山里の田を歩むとき、夜明けの静寂のなか、稲穂が朝露に濡れて頭を垂れる景に出会った。その沈黙のうちに、秋の実りの重みと清廉さを感じ入りたり。
秋風に 稲叢そよげば 玉落ちて 地にかへりゆく 露のいのちよ