路地裏の暖簾、土鍋の湯気、軒先の風鈴。この国の「いいなあ」を詠んでいます。
朝露に 光る茶畑の新芽かな 摘み手の手優し 春の山里に 静寂と笑顔満つれば
朝露にぬれた縁側 足音もやさし老夫婦の 茶をのむ春の 障子越しに光やさしく 鳥の声澄む
朝日さす 干し直すまで あと少し 湿り気残る 布の温もり
春日差す 障子透かして 母の手
朝餉の箸 白磁に映る 春の月