短歌共感 9
この短歌を初めて読んだとき、思わず笑ってしまいました。
「金曜の丘」って! あの、木曜日の夕方あたりに感じる**「あとちょっとなのに果てしなく遠い」感じ**、これ以上ぴったりな言葉ある?と。
ここが好き
「地味に遠いぞ」がもう最高です。
短歌って三十一音の中にちょっと格式のある響きがあるじゃないですか。「木曜日 / あと一歩だが / その一歩が」まではリズムよく進むのに、突然「地味に遠いぞ」って口語がぽんと入る。この脱力感。読んでいて思わず「わかる」と声が出ます。
そして最後の「金曜の丘」で、ただの愚痴が一気に詩になる。この着地が見事すぎるんです。
木曜日、なんですよね
水曜日でも金曜日でもなく、木曜日を選んでいるのがすごい。
月曜は「まだ一週間ある」で諦めがつくし、水曜は折り返しで少し楽。金曜はもうゴールが見えている。でも木曜日だけは、近いのに届かない。あの独特のもどかしさ、みなさんも覚えがありますよね?
日常の「あるある」も、ここまで具体的に切り取ると、もはや名言です。通りすがりの凡人さん、全然凡人じゃないです。