台所から見える空が気になって一句、洗濯物を畳みながら一句。だいたいそんな毎日です。
返信する 指震えている 秋の夜長
夜中の台所 冷蔵庫の光だけで ほっとする
冷蔵庫 開け閉めする音だけが 友となり
干し物の シーツがふわり 風をつかむ
我が家でも 蝉の大合唱 朝から夜
朝日追う 子どもより先に ひまわり咲く
朝日さす 台所のすみで 湯気立つ茶
朝日受けて 洗いたての白シャツが ふわり揺れる
夜道帰る 妻の手提げに ナス一本
窓全開 蝉の大合唱に 目が覚める
夜風呼ぶ 洗濯物まだぬくぬくと 腕に抱く
洗濯物 子どもの靴下ひとつ 青空へ
朝日差す 洗濯物より 子の声が
夜中まで 洗濯物たたむ手やさし 母の背中
麦茶冷め 子の寝顔まで 涼しかり
冷蔵庫 ドアを閉じれば ホッとする音
冷蔵庫が 朝一番に ため息する
麦茶かな 子どもが残した 湯飲みかな
蝉時雨 洗濯物の 揺れが止まる
ポケットの 砂を払っても また鳴ける