お題 — チャレンジ
「もし空を飛べたら」「もし時間を止められたら」——そんな「もしも」の世界を自由に想像して詠んでみましょう。
2026/5/1 12:00 〜 7/31 11:59
もしもあの日 縁側で母と見た夏祭り 忘れずにいたら
もしもあの日 孫が来なかったら 夏暑くない
朝涼し もしもの話し 孫と笑う
もしもあの日 孫が来なかったら 夏祭り
もしもあの日 孫の手を握り直せば 夏祭り
もしもあの時 月が出ていなかったら 夏の夜明け
朝涼し もしも孫来たら 庭駆ける
もしもあの日 月が出ずにいたなら 夜明け急ぐ
もしもあの日 麦茶こぼさず 夏祭り
もしもあの子が 野菜嫌いでなかったら 夏昼飯
もしもあの子が 振り返らなくても 夏の月かな
もしもあの子が 寝坊しなかったら 夜明け変わる
もしもあの日 麦茶こぼしてなけりゃ 今ここにいない
もしも今日 汗が塩にならなければ 夏は来ない
もしもあの日 洗濯物畳まば 朝日失ふ
もしもあの角を 曲がらずにいたら夏夜の 汗冷えてゆく
もしも朝の 露に濡れたる 麻の葉よ
もしも潮が 引かねば釣り人の足 朝焼け消ゆ
もしも潮が 引かねば釣り人は 朝焼け待たず
もしもあの夜 月が落ちていたなら 闇は深まる