お題 — 今月のお題
暑さが和らぎ、ふと感じる秋の気配。季節の変わり目の繊細な変化を詠みましょう。
2026/9/1 12:00 〜 10/1 11:59
夜明け前 心の奥に秋の風 ひとり呼吸す
袖伸ばし 心地良いさま 秋の風
朝露置く 芒の先や 秋立ちぬ
夜なべして セーター出した 箱の底
起きがけに リモコン持つ手 どこへやら 敵はひとりだ 瞼を開けろ
洗濯物 夕涼しさが 混ざりだし
色づくや 空地に群生 猫じゃらし
朝日さす 庭の隅まで 秋涼し
柿の実の 色づきはじめ 秋なるや
秋晴れや 陽射し眩しき 戻り夏
蝉の声や 夕陽に透ける 柿の葉も
朝の冷え 洗濯物から 湯気が立つ
朝露かな 孫の指差す 蜘蛛の糸
暑さ引き 残る蚊の刺す 昼下がり
蝉に虫 混声合唱 秋の入り
秋の入り口 靴ひもほどく手が そっと震える
秋風に 干した布団の 香がする
秋立つ夕べ 月の出を待ちて 心澄む
朝露まだ 庭の隅まで 秋涼し
F分の一に癒され 秋の雨