10/2NEW新しい特集「「等しい」と聞いて、自分を測りはじめた — 「秋分の日」10句」を公開しました
お題の振り返り
今月のお題
お題の振り返り10/2NEW
「等しい」と聞いて、自分を測りはじめた — 「秋分の日」10句
秀句ピックアップ10/1NEW
弁当の蓋を閉じたら、定年だった — 昼休みが一瞬で十五年になる
お題の振り返り9/30NEW
何も起きていないのに、全部が誰かの生活 — 「日常のひとこま」61句
秋の朝 無言の車列 カラス鳴く
秋露や 蜘蛛の糸より 朝日こぼる
ああ青の 空の青さよ あをによし
夜道に赤き 彼岸花 息弾ませて 足止まりぬ
秋夜深し 洗いたて靴下 片方なし
ハグロトンボ とじてひらいて またとじて
秋夕焼け 鴉の列を 横切りぬ
家計簿の 赤字も深まる 冬ぬくし
昼寝から 起きたら秋が 深まってた
朝日さす 洗濯機の ぐるぐる唄
秋朝の 障子透かせば 職人の手
鏡越し 自分を探す 秋の風
心急く その時間さえ 春の風
秋露に 蜘蛛の巣銀色 朝日差す
秋の朝 蜘蛛の巣光りて 露こぼる
新高や かじる滴る 沁みわたる
月光に 己の影を 問いかけて
里での名 歯っ欠け婆あ 彼岸花
秋の夜 干し終えし靴下のペア 揃わぬまま
手を握る 孫のぬくもり 冬近し